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「ライトセーバー」とは、映画『スターウォーズ』に登場する武器のことです。ふりまわすたびにブゥ〜ンと独特の音をたてる「光の剣」ですね。これについて、ずーっと前から思っていることがあるんです。 これ、1977年の映画公開時から何度もオモチャ化されています。子ども時代からあんまり興味がないので詳しくは知らないんですけど、当時、かなりの人気商品で、町のオモチャ屋やデパートの玩具売場で山積みになっているのをよく見かけました。 それから30数年経過したわけです。 なのにですよ、なんで「ライトセーバー」玩具はちっとも進化しないんでしょうか? いや、今のは棒をシュルシュルと折りたたんでグリップに格納することができるんだ……って、それは70年代からあったよっ! 実際、確かに細かい進化はいろいろあるらしいんですよね。発光体がLEDになったりとか、サウンドがよりリアル になったとか。グリップ部分の造形に凝ったマニア向けの高価なモデルが登場したりとか。でも、それってぜんぜん根本的な進化じゃないですよね。単にディ テールにこだわりました、ってだけで。 僕が言いたいのはですね、「そろそろ本物つくれよ!」ということなんです。「できるだろ、そのぐらい!」と。 あ、でもあれか、ちょっと前に発売されたオトナ向けのバカ高い「仮面ライダー変身ベルト」をつけても、実際には
変身できないってのと同じだから、やっぱりしょうがないのか……。いやいや、違う。変身できる「変身ベルト」ができそうにない、ってのは僕にもわかるけ
ど、「光の剣」は本当にできそうだもん、やっぱり。
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