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「メダル刻印機」。昭和の時代は「ここは観光地ですよ」ということの「証し」のようなアイテムでした。 僕ら世代になじみがあるのは、レジスターみたいなスタイルの背の低い自販機&巨大な電話のダイアルみたいなもの
でガチャリと文字を入力する刻印機。どちらもボディはオレンジ色だった記憶があります。現行の自販機は通常のジュース自販機を小ぶりにしたようなもので、
刻印機も黒電話のダイアル方式からキーボード入力方式に変更されています。 僕自身は、正直、子どものころに記念メダルを購入したことはほとんどありませんでした。あんまり魅力を感じなくて(笑)。 僕は上記のものすべてに関心がなく、観光地のみやげもの屋などではおもちゃっぽいものばかり物色していました。今考えると、ペナントやメダルも取りあえず買っとけよ、と幼児期の自分に文句を言いたいです。 右にあげた写真は、3年ほど前、東京タワーで撮影した「メダル刻印機」。先程、販売元の茶平工業のHPで「販売場所リスト」を確認したところ、なんと現在の東京タワーには「メダル刻印機」は設置されていない! どころか、都内の設置場所は10箇所に満たないんです。上野の博物館にも、上野動物園にさえ、もやは「メダル刻印機」はない! これは由々しき事態だと思います。だいたい、「メダル刻印機」のない観光地なんて観光地じゃない。「メダル刻印機」を置かない東京タワーに東京タワーを名乗る資格はない。スカイツリー完成の暁には、このあたりのことをよく考えていただければと思います。 あと、都知事。「非実在青少年」がどーしたとかアホみたいなことに貴重な時間と税金を使うなら、「都内の観光地
への『メダル刻印機』設置義務条例」を早急に具体化していただきたいと思います。たぶん多くの人に「バカじゃねーの」と言われるでしょうが、「非実在青少
年」のときの「バカじゃねーの」よりもずっと愛のこもった「バカ」の称号がもらえることでしょう。 *情報追加(2011.12.30) |
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